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Royal Road to Fotheringhay : The story of Mary, Queen of Scots | ||||||
Jean Plaidy | ||||||
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YL(平均) | 7.1 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | Stuarts 1 |
総語数 | 144,666語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/337ページ, メディア/書籍:ISBN 9780609810231(0609810235) ( 絶版 ), 言語/English, 価格/12.95 US$, サイズ/, 縦204mm× 横131mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/大人, 初版発行年/1955, 備考/タイトルがRoyal road to Fotheringayとなっていて、最後から3文字目の「h」のない版があります。それが現在も流通している版です。ISBN-10: 0099493349 |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
1542年生まれのメアリ・ステュアートは生後5日で父ジェイムズ5世を亡くし、スコットランド女王となる。父には庶子が沢山いたが、嫡出子はメアリのみだった。メアリは異母兄のジェームズ(ジェミー)が好きだが、彼は自分の両親が結婚していれば自分が国王になれたはずなのにと思っている。
イングランド国王は、メアリを息子エドワード(のちの6世)の嫁にし、スコットランドを我が物にしようと、スコットランドを侵略してまでメアリの身を確保しようとしている。メアリの母、ギーズ公爵令嬢マリーはメアリを守るため、自分の母国フランスへ送り、フランス王太子フランソワの妃となるべく教育を受けさせる。 マリーの弟、ギーズ公爵フランソワとロレーヌ枢機卿シャルルは、メアリを自分たちの人形にするべく教育し、彼女を通じてフランスを支配しようともくろむ。夫となるフランソワと、父となるアンリ2世にはすぐに好かれたメアリだが、アンリの王妃カトリーヌ・ド・メディシスとは険悪になる。 特に最初の方などは、2ページぐらいごとに一行の空白が入り場面転換するので、息継ぎがしやすく、読みやすいです。しかし、1人の人が三通りぐらいの書き方をしてあって、誰が誰だかわかりにくいです。後の方になってくるとわかりにくさもなくなり、特に二つめの恋からはプレイディ作品屈指のできだと思います。 Medici TrilogyやQueen of this Realmをあわせて読むと、カトリーヌやエリザベスからメアリがどう見えているのかがわかり、とても面白い。【柊】 |